クローズドサイトとは会員だけがアクセスできるウェブサイト

  • 2026.02.26
  • B2B
クローズドサイトとは会員だけがアクセスできるウェブサイト

クローズドサイトとは、特定のユーザーだけがアクセスできる会員制(または取引先限定)のウェブサイトのことです。

一般公開されておらず、ログインやIDの発行が必要なため、誰でも閲覧できるオープンなサイトとは対照的な存在です。BtoB業界においては、メーカーや卸売業者が取引先企業だけに向けて運営する受発注サイトや商品カタログサイトとして利用されます。

一般消費者には見せたくない卸価格や在庫情報、取引条件などを取引先だけに提供できるため、営業活動のデジタル化や受発注業務の効率化に活用されています。また、取引先ごとに表示する価格や商品ラインナップを変えられる点も、クローズドサイトがBtoBビジネスとの相性が良い理由のひとつです。

クローズドサイトは、主に以下の方法で構築することができます。

◆クローズドサイトの3つの構築方法

①BtoB専門のクラウドECを利用する
②パッケージECをカスタマイズする
③フルスクラッチで構築する

中でも、短期間で立ち上げやすく、取引先別の価格表示や商品出し分けなど、BtoB受発注の運用に必要な機能を揃えやすいのが、BtoB専門のクラウドECです。例えば、スマレジEC・B2BのようなBtoB専門のECシステムなら、BtoBに必要な機能を前提にしたクローズドサイトを構築できます。

法人向けBtoB受発注システム「スマレジEC・B2B」

本日は、スマレジECでマーケティングを担当している筆者が、クローズドサイトについて解説をいたします。BtoBについて詳しく調べている方は、この記事を最後までご覧ください。

BtoBで利用される「クローズドサイト」の3つの事例

まず、クローズドサイトを理解するために、実際のBtoBビジネスで利用されている3つの事例を解説いたします。いずれも、「スマレジEC・B2B」を導入してクローズドサイトを構築した事例です。

事例①クローズドサイトによる消耗品等の卸販売で、年間約2,400件の受注プロセスの自動化に成功

以下は、機能性粉粒体分析装置の製造販売において国内シェアNo.1を誇る「マイクロトラック・ベル株式会社」の事例です。

―――『スマレジEC・B2B』導⼊前の課題を教えてください。

山口さん:装置に使用する消耗品の問い合わせ、見積作成は年間で約2400件にのぼり、そのうち2300件が受注に至ります。
EC化する前はそれを全てマニュアル対応していました。

具体的には、電話やFAX、メールにて問い合わせを受け、見積書を作成して送付、それから納期の確認や受注登録を行い、商品の発送後には請求書・納品書を送付します。1日の作業時間の大部分をこのような受注処理に費やしており、年間に換算すると1000時間以上にも及びました。

(中略)

―――『スマレジEC・B2B』導⼊後の効果をお聞かせください。

山口さん:当初の狙い通り、受注処理にかかる時間は98%削減されました。
ここまで大幅な時間削減が叶ったのは、見積作成・納期確認・在庫確認・受注登録・請求書や納品書の送信など、これまでマニュアル処理していた作業がほぼ自動化されたためです。

(中略)

受注業務のマニュアル処理に追われていた頃は、「あるものを売る」という姿勢でした。それがEC化でアイデアを練る時間が生まれたことで、「次はオプション品を取り扱ってみてはどうか?」「メンテナンスサービスもECで受注してみては?」「アウトレット製品を取り扱ってみよう」など、さまざまな新しい発想が出てくるようになりました。

事例の詳細はこちら(スマレジEC・B2B 公式サイト)

マイクロトラック・ベル株式会社では、従来は問い合わせ対応から見積・納期確認・受注登録・帳票送付までが人手依存で、年間1,000時間超の工数がボトルネックになっていました。それをBtoB-EC(クローズドサイト)に集約し、作業をほぼ自動化した結果、受注対応時間を98%削減しています。

さらに、商品情報をサイトに集約したことで問い合わせ自体が減り、在庫確認や見積依頼などがECサイト上でできるようになったことで、取引先側からも利便性について高い評価を得られたと述べられています。

業務効率化に留まらず、新しい提案や取り扱い拡張のアイデアが生まれる状態に移行できたという点まで成果として語られている点も、BtoBのクローズドサイト化を検討する企業にとって学びとなるポイントと言えます。

◆マイクロトラック・ベル株式会社が運営するBtoB-ECサイト
MicrotracBEL Webshop(セミクローズドサイト)

事例②FAX・電話受注の自動化で業務生産性20%アップを達成し、月2万件超の受注をクローズドサイトで処理

以下は、ねじ・金物・機械工具の専門商社として業界で唯一上場する「トルク株式会社」の事例です。

―――『スマレジEC・B2B』導⼊前の課題を教えてください。

井口さん:受注処理の作業に時間がかかっていたことです。これは、お客様からのご注文や見積もり依頼をほぼFAXか電話で受けていたことで起きていました。

送られてくるFAXは、お客様それぞれの書式で書かれており、チェックする箇所が顧客ごとに違います。さらに中には、小さい文字が潰れて読めないものや、走り書きで読みづらいものもありました。
これらは、お客様にお電話をして内容を確かめる必要があります。しかし、電話のタイミングが合わずに、何度もかけ直しせねばならない場合もありました。そうこうしているうちに受注の締切時間が迫り、常に時間に追われている状態でした。

お電話で発注いただいた場合は、商品名の言い間違いや認識の相違による「言った言わない問題」が度々起きていました。

(中略)

―――『スマレジEC・B2B』導⼊後の効果をお聞かせください。

井口さん:受注内容を入力する作業がほとんどなくなり、業務の生産性を20%アップさせることができました。
FAXや電話注文で起こっていた言った言わない問題や、情報の手打ちによる入力ミスがなくなったおかげで、商品の返品交換も減りました。よって、経費削減にもつながっています。

(中略)

鎌田さん:『スマレジEC・B2B』で構築したBtoB-ECサイト「ねじネット」からの受注は着実に伸びてきています。
昨年の1月の時点では月に2,000件ほどの受注でしたが、今年の3月では2万件を超える受注をいただいています。

事例の詳細はこちら(スマレジEC・B2B 公式サイト)

トルク株式会社では、約10万点に及ぶ商品の受注をFAXと電話に頼っていたことで、手打ち入力のミスや「言った言わない問題」が常態化し、現場は常に時間に追われる状態でした。それをクローズドサイト(会員制BtoB-ECサイト「ねじネット」)に集約し自動化した結果、業務の生産性が20%向上。返品交換の削減による経費削減効果も生まれています。

特筆すべきは事業成長への貢献で、月2,000件だった受注が月2万件超にまで拡大しています。商品ページに写真と詳細情報を掲載したことで、以前は動きの少なかった商品も自然と購入されるようになったとのことです。

アナログ受注の課題を抱えるBtoB企業にとって、クローズドサイト化が業務効率と売上の両面に効果的な施策であることを示す好事例と言えるでしょう。

◆トルク株式会社が運営するBtoB-ECサイト
ねじネット(クローズドサイト)

事例③クローズドサイトで受注業務を3〜4割削減、休眠顧客の掘り起こしや新規開拓にも活用

以下は、ドイツ発のラグジュアリーペットフードブランド「プレイアーデン」を展開する「メモリー株式会社」の事例です。

―――『スマレジEC・B2B』導⼊前の課題を教えてください。

太田さん:当社の『プレイアーデン』は缶詰の取り扱いが多いため、商品の注文サイクルが早いという点が特徴です。そのため受注頻度が多い中で、少ないときは1人、多くても2~3人で受注処理をしていました。
出荷の内容を伝票へ入力したり、データを作成し倉庫へ依頼したり、全体的に朝から夕方まで受注処理の時間を割いていました。また、顧客管理ツールを見て掛け率をチェックする工数も掛かっていましたね。

(中略)

―――『スマレジEC・B2B』導⼊後の効果をお聞かせください。

太田さん:業務効率化の点では、従来に比べて受注業務時間の3~4割を削減できています。日々の受注業務だけでなく、売上管理・顧客管理も行いやすくなりました。
今までは顧客管理ツールを見て掛け率をチェックする手間が発生していましたが、一度設定すればチェックは不要なため、工数を大幅に削減できたと感じています。

(中略)

今まで休眠していたお客様からもこの切り替えをきっかけにご注文を頂いたりして、接点が再構築されありがたく感じています。

事例の詳細はこちら(スマレジEC・B2B 公式サイト)

メモリー株式会社では、ペットフードの注文サイクルが短く受注頻度が高い中、少人数で朝から夕方まで受注処理に追われる状態が続いていました。コロナ禍で展示会も中止となり、取引先との接点が大幅に失われたことも重なり、EC化の必要性が高まっていました。

スマレジEC・B2Bの導入により構築したのは、契約済みの販売店のみが購入できる「セミクローズサイト(セミクローズドサイト)」で、取引条件も細かく設定できる点が、ブランドの世界観やBtoB取引の性質にフィットし、結果として受注業務時間を3〜4割削減し、5〜7割の取引先がFAXからウェブへ移行したと述べられています。

さらに、休眠顧客からの注文復活や、新規開拓の営業ツールとしても活用するなど、業務効率化にとどまらない広がりを見せています。「完全クローズ」ではなく「セミクローズ」という設計は、ブランドビジネスや段階的なEC移行を検討する企業にとって参考になるポイントです。

◆メモリー株式会社が運営するBtoB-ECサイト
プレイアーデン(セミクローズドサイト)

BtoB業界における「クローズドサイト」のメリットをオープンサイトと比較して解説

それでは、クローズドサイトと一般的なオープンサイトの違いについて解説いたします。まずは、以下の比較表をご覧ください。

◆クローズドサイトとオープンサイトを比較

クローズドサイト オープンサイト
ログイン 取引先のみ(要ログイン) 誰でも閲覧可能
価格表示 取引先ごとに卸価格を個別設定可能 全ユーザーに同一価格を表示
商品ラインナップ 取引先ごとに表示商品を変更可能 全ユーザーに同一内容を表示
情報管理 在庫情報・取引条件を限定公開できる 競合他社にも情報が筒抜けになるリスクあり
新規顧客獲得 既存取引先との取引が中心 検索流入などで新規顧客を獲得しやすい
向いている用途 既存取引先への卸販売・受発注管理 新規顧客向けの販売・ブランディング

この表から分かる通り、クローズドサイトは既存の取引先との関係を深め、業務を効率化するうえで非常に優れた仕組みです。特にBtoB業界では、取引先ごとに異なる卸価格や商品ラインナップを管理する必要があるため、誰でも閲覧できるオープンサイトよりも、クローズドサイトの方が実態に即した運用ができます。

一方で、新規顧客の開拓という観点ではオープンサイトの方が適しているため、自社のビジネスの目的に合わせてどちらを選ぶか、あるいは両方を併用するかを検討することが大切です。

BtoBにおける3つの「クローズドサイト」構築方法

BtoBでクローズドサイトを構築する方法としては、主に以下の3つの方法が挙げられます。

◆クローズドサイトの3つの構築方法

方法①BtoB専門のクラウドECを利用する
方法②パッケージECをカスタマイズする
方法③フルスクラッチで構築する

それぞれの方法について、以下の比較表にまとめましたのでご覧ください。

◆3つのクローズドサイト構築方法の比較

①BtoB専門のクラウドECを利用する ②パッケージECをカスタマイズする ③フルスクラッチで構築する
初期費用 安い
(数万円程度)
中程度
(数十万〜100万円程度)
高い
(数百万〜1,000万円以上)
月額費用 数万円程度 数万〜十数万円程度 保守費用として数十万円程度
導入期間 数週間〜1ヶ月程度 半年~ 半年〜1年以上
カスタマイズ性 低〜中程度 中程度 自由度が高い
運用・保守 サービス提供会社が対応 自社+開発ベンダーで対応 自社または開発ベンダーで対応
向いている企業規模 中小~大企業 中堅企業~大企業 大企業
向いているケース BtoBの基本的な要件で良いケース 独自の機能やカスタマイズをしたいケース 完全に独自の仕様で構築したいケース

もし、BtoBにおいて以下のような基本的な機能があれば良いという場合は、①のBtoB専門のクラウドECで十分利用できます。

◆BtoB-ECの主な基本機能(クラウドECで対応十分な機能)

・受発注管理機能
・CSV一括注文機能
・取引先別価格設定機能
・取引先別商品出し分け機能
・決済方法の個別設定機能
・売上データ分析・集計機能
・メルマガ・販促機能
・外部システム連携機能

一方、これらの基本機能をチューニングしたり独自機能が必要となる場合は、②パッケージECのカスタマイズや、③フルスクラッチでの開発が必要となります。

例えば、以下のような機能の実装が挙げられます。

◆カスタマイズが必要なBtoBの機能の例(パッケージカスタマイズやフルスクラッチが必要な機能)

・権限のワークフロー機能
・与信管理の自動化
・受注画面等のUIの独自カスタマイズ
・複数の倉庫対応
・商品単位管理(長さや重さの個別管理や指定)
・合計トン数を指定する出荷指示等
・基幹システムとの複雑な連携

このように、BtoB-ECにおいては、基本的な受発注管理や価格設定であればクラウドECで十分対応できますが、企業独自の業務フローや複雑な基幹システムとの連携が必要になると、パッケージやフルスクラッチでの開発が現実的な選択肢となります。

まずは自社の業務フローを整理し、クラウドECの標準機能で対応できる範囲かどうかを見極めることが重要です。

また、パッケージやフルスクラッチでの開発を検討している場合であっても、最初にクラウドECをBtoBで導入し、フィット&ギャップを行うケースもあります。例えば、大手のBtoB企業がクラウドECを導入して1年間実際に運用したうえで、カスタマイズが必要な要件を洗い出してからパッケージやフルスクラッチの開発に移行するという方法です。

「セミクローズド型」のサイトで商圏を全国に広げる3つのケース

クローズドサイトは大きく2つのタイプに分けられます。

◆クローズドサイトの2つのタイプ

1. 完全クローズド型:ログインしないと商品すら見られないタイプ
2. セミクローズド型:商品の閲覧は誰でもできますが、価格の表示や購入にはログインが必要なタイプ

完全クローズド型のセミクローズド型の違い

※画像は筆者が作成

この「セミクローズド型」を活用することで、一般公開のサイトと取引先向けのクローズドサイトの2つを運営するコストや手間をかけることなく、既存取引先との関係を守りながら新規顧客にも商品を広くアピールすることができます。

以下のようなケースでは、このセミクローズド型が特に有効です。

ケース①BtoCでも売れる商材がある

例えば、専門機器や工具などはBtoB以外にも一般消費者向けに販売できる商材です。一般消費者といっても、全国にはプロに近いアマチュアの方がたくさんいます。セミクローズド型であれば、商品情報は一般公開しつつ、価格や購入手続きはログイン後のみに限定できるため、卸価格を守りながら全国の新規顧客にアプローチすることができます。

ケース②小規模事業者や個人事業主に販売したい

卸販売をメインとしている企業でも、小規模事業者や個人事業主からの問い合わせを受けることは少なくありません。しかし、都度見積もりや個別対応をするには手間がかかりすぎるという課題があります。

セミクローズド型であれば、そのような事業者向けに商品情報を広く公開しつつ、購入にはログインと審査を必須にすることで、対応したい事業者だけに絞って販売することができます。新規の小口取引先を効率よく獲得する手段としても有効です。

ケース③全国に新規取引先を見つけたい

営業担当者が足を運べるエリアには限界があります。セミクローズド型のサイトであれば、商品ラインナップを全国に向けて公開しつつ、実際の取引はログイン審査を通過した企業のみに限定することができます。

サイトが営業窓口の役割を果たすため、担当者が直接アプローチしていなかった地域の取引先からも問い合わせや申し込みが入る仕組みを構築することができます。

このようなセミクローズド型のBtoBサイトは、スマレジEC・B2Bでも対応しており、商品の閲覧は一般公開しつつ、価格の表示や購入にはログインが必要な設定が可能です。既存取引先との受発注管理を効率化しながら、全国の新規取引先にも商品をアピールできる点が、セミクローズド型の最大の強みと言えます。

セミクローズド型のサイトに興味がある事業者の方は、まずは下記の公式サイトより、資料請求やお問い合わせをしてみてください。

クラウド型BtoB受発注システム「スマレジEC・B2B」

予算を押さえて「クローズドサイト」を構築する!BtoBクローズドサイトの5つの選び方

それでは、追加のカスタマイズを前提としない場合に、クローズドサイトを選ぶ際のポイントを解説します。クローズドサイトはBtoB-ECの主要な要件の一つでもあるため、BtoB-ECを提供するベンダーの多くが標準で対応しています。ここでは、その中でも貴社の運用に合うクローズドサイトの選び方を整理します。

選び方①自社と同じ業界の事例があるか?

クローズドサイトは、商品情報の持ち方や受注単位(ケース・ロット・最小発注数)、価格体系(顧客別掛け率、段階単価)、見積や納期確認の要否など、運用の前提が業界によって大きく異なります。

そのため、自社と同じ業界での導入事例があるベンダーは、業界特有の要件を織り込んだ提案ができ、要件定義や運用設計の手戻りも起きにくい特徴があります。確認時は、業種だけでなく取引形態が近いか(卸売、メーカー直販、消耗品中心、受注生産など)まで見ておくと精度が上がります。

選び方②初期費用と月額費用が明確か?

クローズドサイトの費用は、見積の内訳が曖昧だと後から金額が膨らんでしまうことが少なくありません。初期費用と月額費用が明確かどうかは、単なる予算管理だけでなく「どこまでが標準で、どこからが追加開発か」を判断する重要な材料になります。例えば、以下のような点です。

◆見積もりが上がってきた際に確認しておきたいポイント

・初期費用に含まれる範囲(初期設定、デザイン、商品登録支援、会員・権限設定、決済、帳票など)
・月額で提供される範囲(機能、サポート、保守、アップデート、API利用の可否、利用上限など)

特にBtoBは「顧客別価格」「掛け払い」「受注・請求の帳票」「承認フロー」などで追加費用が発生しやすいため、見積条件と範囲を明確に提示できるベンダーが安心です。

選び方③APIによる外部連携に対応しているのか?

クローズドサイトは単体の運用よりも、既存システムと連携することで効果が最大化します。例えば、基幹システム(在庫・売上)、会計、物流、CRMなどと連携できるかどうかで、運用負荷は大きく変わります。

API対応を確認する際は、「APIが提供されているか?」だけでなく、以下の点を確認しておきます。

◆API連携で確認しておきたいポイント

・対応範囲(商品・価格・在庫・顧客・受注・出荷の入出力)
・更新頻度や制限(レート制限、同期方式)
・仕様公開の有無
・開発支援体制

この確認を怠ると、結局CSV運用に戻って「サイトはあるのに手間は減らない」といった状態になってしまうことがあります。

選び方④ベンダー会社は大手や上場企業であるか?

クローズドサイトは受注や取引条件など事業の中核に関わるため、ベンダーの継続性は極めて重要です。万一、サービス終了やサポート縮小が起きると、移行コストや業務影響が大きくなります。

判断材料としては、大手や上場企業といった企業規模のほか、事業として継続投資できているかを見たほうが確実です。具体的なチェックポイントは以下です。

◆ベンダーの継続性を判断するためのポイント

・導入社数
・運用年数
・機能アップデートの頻度
・セキュリティや障害対応の情報公開
・契約の透明性(SLAや保守範囲)
・運用体制(サポート窓口や開発体制)

上場・大手はこれらの情報が開示されやすく、意思決定の根拠が見つけやすくなります。

選び方⑤サポートが充実しているか?

クローズドサイトが無事に開設しても、日々の運用の中で必ずトラブルや疑問が発生します。その際に相談先のサポートが弱いと、そのたびに運用が止まり、現場のスタッフ負担が増えて定着しません。

◆サポート体制で確認しておきたいポイント

・問い合わせ手段(電話・チャット・メール)
・対応時間
・回答までの目安
・導入時の支援(初期設定、データ移行、運用設計)
・トラブル時の切り分け支援
・マニュアルや学習コンテンツの充実度

特に、BtoBの場合は「取引先別設定」「掛け払い」「承認フロー」などの設定項目が多いため、初期だけ手厚いのか、運用フェーズまで伴走できるのかも重要な見極めポイントになります。

「スマレジEC・B2B」で実現するクローズドサイト構築

クローズドサイトは、取引先ごとに価格や条件が異なるBtoB取引において、受発注業務の効率化と取引情報の適切な管理を両立できる有効な施策です。従来の運用で発生してきた見積作成や在庫確認、帳票処理などの負担を減らし、業務を仕組み化できます。

また、既存取引先との関係を守りながら新規開拓も狙いたい場合は、商品情報は公開しつつ価格表示や購入をログイン後に限定する「セミクローズド型」という選択肢もあります。公開範囲と非公開範囲を分けることで、卸条件を守りながら商圏を広げやすくなります。

BtoB専門のクラウドECシステムである「スマレジEC・B2B」なら、オープン型・完全クローズド型・セミクローズド型のいずれにも対応できる柔軟なサイト構築が可能です。加えて、取引先別価格設定や商品出し分け、受発注管理、販促機能、外部システム連携など、BtoB取引に必要な機能を幅広く備えています。

クローズドサイトの立ち上げや運用を検討している方は、まずは下記の公式サイトから無料で資料をダウンロードしてみてください。他にも公式サイトでは、具体的な機能や導入の流れに加え、クローズドサイトの構築事例も公開されていますので、ぜひご覧ください。

◆資料ダウンロードはこちらから

スマレジEC・B2B公式サイト

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