FAX受発注の代替案
では、FAXに代わる注文形態は何か?いくつかご紹介します。
①クラウドFAX(インターネットFAX)
クラウドFAXとは、オンライン上でFAXの送受信を行えるサービスです。
注文されたデータはPDFファイルに自動変換され、そのデータを受信者側はブラウザやメールで確認できます。
ペーパーレス化を実現できる手段ではありますが、送信者側が番号を入力することに変わりはないので、誤送信による人為的なミス削減を解消させることは出来ません。
また、受信者側は、いつでもどこでも注文内容を確認できるというメリットはありますが、それ以外の業務効率化はされません。手書きの文字の確認などの工数が変わらず必要なため、作業工数は変わらないことがデメリットとして挙げられます。
②Web EDI
Web EDIは、インターネット上で企業間取引を行うシステムです。Web EDI上で注文されたデータをオンラインで確認できたり、決められた帳票をダウンロードすることができます。
ただし、発信者・受信者共に同じシステムに合わせる必要があるため、事前に運用の取り決めをしないといけません。
また、受けた注文に対して、受注・在庫引当等を行うのみなので、受動的なコミュニケーションしか取ることが出来ません。
③WEB注文
WEB注文は、インターネット上で商品を選択して発注する仕組みです。
いつでも・どこでも注文が出来るので、テレワークの推進や業務の生産性を高めることが出来ます。
またインターネットを介して注文をするため、データとして注文内容が残り、受注登録業務の時間とミスを削減させることが可能です。
更に、WEB受発注のシステムはメルマガや通知機能を保有しているので、一方的な連絡ではなく、双方的なコミュニケーションを取ることが出来ます。