導入前の課題
まずは、BtoB ECを導入する前にサザコーヒー様が抱えていた課題について3点説明します。
①アナログ注文による課題
「この会社に入ったとき、紙の注文書が山積みされていて、昭和の仕事かと思った」とコメントしていた会沢さん。
閑散期での1日の注文件数は約60件。1件の注文での明細数は50近く来ることもあるようです。その注文のほとんどがFAXや電話で、受注登録の際は大量の紙を都度見ながら行っていたサザコーヒー様。FAX注文の場合、約3件に1件、文字がつぶれてしまい、電話で注文内容の確認を行っていたとのことで、1件の処理に莫大な時間がかかっていました。
②バックオフィスの属人化による課題
決められた社内運用の取り決めがなかったため、業務の再現性を確保できていなかったサザコーヒー様。
また、外出中でも「いつものやつ頼むね」と電話注文があることも多く、決まった人での対応を余儀なくされていました。
③営業活動の課題
営業担当者が毎朝伝票登録を行っていたため、本来のルート営業の準備が出来ていなかったサザコーヒー様。BtoB EC導入前は、大量の明細が書かれたFAXの注文書が山積みでした。アルバイトの事務員にも伝票登録対応をお願いしていましたが、保育園等の呼び出しで業務できない状態になった際は、営業の負担が大きく増え、残業時間が増えていく一方でした。