BtoB-ECの導入で得られる売り手側のメリットとは?
では、なぜBtoB-ECの市場規模が拡大しているのか、大きく2つのメリットがあります。
メリットその1~業務効率化~
まず、1つ目は業務効率化が出来ることが挙げられます。
多くの企業はFAXなど紙でのアナログ注文を基幹・販売管理システムに手入力で受注登録を行っています。BtoB-ECを導入することで受注データが電子化されるため、そのまま他のシステムに連携させることができ、受注業務の工数や時間を削減することができます。
また、BtoC-ECでも多く行われているようなメルマガ等の施策も出来るので、今まで営業担当者が個別で案内していた内容をシステム一つで一括で案内できることもBtoB-ECの強みです。
メリットその2~売上アップ~
メリットの2つ目はBtoB-ECが売上向上に繋がる施策になることです。売上アップには大きく①新規顧客の獲得、②顧客単価の増加の要素が必要です。
①新規顧客の獲得
SEOによる検索性を高めることで顧客認知を高めることができるので、買い手に自社商材を知ってもらう機会が増えます。また、24時間365日いつでも注文を受け付けられたり、クレジットカードや外部掛け払いなど多様な決済方法に対応が出来るため、今まで獲得できていなかった顧客層にもアプローチすることが出来ます。
②顧客単価の増加
個人でネット通販でお買い物する際、他の商品を提案されることはありませんか?BtoB-ECでも同じようにアップセル・クロスセルができるため、追加でご注文をいただく機会を増やすことが出来ます。また、EC上で商品の説明をすることによって、買い手側が商品理解を深められるので、今まで購入していなかった商品を購入してもらう可能性が増えます。